石本酒造の「越乃寒梅」を徹底紹介！

1960年代の地酒ブームをけん引した石本酒造さんが誇る幻の日本酒 “越乃寒梅”をご紹介！

日本有数の日本酒の産地新潟で作られる
越乃寒梅をまだ飲んだ事の無い人は、本当にもったいないです！！

今回、日本酒検定1級を持つ新潟県人がおすすめ情報と共に
様々な種類の銘柄を持つ”越乃寒梅”をご紹介します！

酒太郎

・新潟生まれ(1994)。
・日本酒だけが体質に合った新潟人。
・日本酒検定1級保有 (SSI)。
・「この日本酒を飲みたい」を届けるために運営中。
・「とりあえず日本酒で」を当たり前に。

この記事の内容・目次
・歴史
・こだわり
・クチコミ・評判(良い・悪い)
・飲んだ感想
・種類・特徴
・購入方法
・最新情報
・公式ホームページ・SNS

この記事を読んでいただければ
越乃寒梅の特徴や評判が分かり「この日本酒を飲みたい！」と感じることができますよ♪

越乃寒梅は酒蔵さんの作り手の想いが詰まったおすすめの日本酒です！！

石本酒造の歴史

1907年(明治40年)に創業した石本酒造。
現在の4代目社長まで脈々と歴史をつないでいます。

「農作業に励む亀田の人々に喜んでもらえる酒を造る。」という想いで酒造りをする石本酒造。
太平洋戦争時の酒蔵への影響や、「濃厚甘口」が主流の時代をブレること無く
自分たちの信じるお酒を造り続けました。

それが実ったのが、1960年代に越乃寒梅が幻の酒として雑誌「酒」に取り上げられた事がきっかけで越乃寒梅の需要が全国に広がりました。
1960年代の清酒ブームを火付け役となりけん引しました。

越乃寒梅の人気は1960年代だけに収まらず現在まで続いています。

品質優先で大量生産しない酒蔵のこだわりから供給に対して需要が大きく、
地元を離れると蔵元の想いとは異なり
希望小売価格を大きく上回るプレミア価格で売買されています。

越乃寒梅名前の由来

酒造のある亀田郷は江戸時代から「藤五郎梅」という梅の名産地と言われてきました。
まだ雪が残る初春に、凛と咲く梅の花が「越乃寒梅」の名前の由来となっています。
「越乃」は越後のという意味です。

<新潟県新潟市江南区北山>

石本酒造のこだわり

変わらない味・変えない味

太平洋戦争前後にお米が不足している日本において
国策で、大量製造できる三倍増醸清酒と呼ばれる日本酒造りが主流でした。
三倍増醸清酒とは、通常の清酒に水や醸造アルコールを使用して通常の3倍の量が製造されるお酒です。
そんな時代に石本酒造は決して儲けに走ることなく本来の酒造りを貫きました。

戦後「濃厚甘口」の日本酒が主流の時代に
石本酒造は「淡麗辛口」のすっきりとした味わいの酒を造り続けました。

近年新酒の開発が盛んな清酒業界ですが
石本酒造は2016年に「越乃寒梅純米吟醸灑（さい）」を45年ぶりに新発売しました。
昔からの特定商品や味を変えずに販売し続けていたことが分かります。

越乃寒梅のクチコミ・評判

良かった

越乃寒梅うまい pic.twitter.com/VNQ180DuZs
— もりしぃ (@k_m_774411) August 12, 2018

2005年(15年前)に石本酒造さんが醸した越乃寒梅特別本醸造を入手しました。

石本酒造さんが醸す越乃寒梅は造り立ては作り立てで美味しいけど熟成させてもそのまま綺麗な熟成酒になって美味しい。

何が言いたいかと言うと酒造りがしっかりして越乃寒梅スタイルが崩れないと言う事が言いたい😄💦 pic.twitter.com/PA4qNPljMK
— 覇通福(ハッピー)らーめん (@happy_ramen_no1) June 15, 2021

悪かった

まともな価格に戻ったんだと思います。寒梅がまずいわけじゃないけど、寒梅よりうまい酒は新潟にたくさんあります。 RT @_taurine: 越乃寒梅のブランド力も落ちたよなあ。。流行りも廃れればそんなもんかも。今日行った某饂飩屋の地酒で一番安い価格設定だったもんな。
— ぷす (@pus3) September 12, 2010