鹿児島の日本酒造りについて
鹿児島の日本酒の歴史
鹿児島県は、古くから焼酎造りが盛んな地域として知られていますが、日本酒造りの歴史も意外に古く、江戸時代初期まで遡ります。
江戸時代初期、薩摩藩は財政強化のため、焼酎造りを奨励し、免税などの政策を積極的に推進しました。そのため、鹿児島県では焼酎文化が発展し、日本酒造りはあまり盛んではありませんでした。
明治時代後期には約40蔵の酒蔵が存在していましたが、戦後は酒蔵の統合などもあり約10軒に減少しています。
現在の状況
現在、鹿児島には2軒の酒蔵があります。
2軒とも焼酎をメインに製造している酒蔵で、日本酒のみ製造する酒蔵は0軒です。
鹿児島の全酒蔵一覧
西酒造 天賦
焼酎で極めた酒造技術を余すことなく日本酒造りに注ぎこんで造られる「天賦」
濵田酒造 薩州正宗
薩摩で唯一の清酒 「薩州正宗」
※薩摩:鹿児島県西部の薩州地域